事業系パソコンの廃棄方法は?レノボ・HP・Dellなどメーカーごとに解説

法人で使用しているパソコンの廃棄を検討する際、「メーカーごとに対応が違っていて分かりにくい」と悩んでいませんか?
事業系パソコンの処分はメーカーによって「廃棄のみ対応」か、「買取まで可能か」が異なります。

本記事では、レノボ・HP・富士通・Apple・ASUS・Dellといった主要メーカーごとに、事業系パソコンの廃棄方法を分かりやすく整理しました。
あわせて、事業系パソコンを売却するメリットも紹介するので、適切な処分方法を判断したい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

要メーカー別、事業系パソコンの廃棄・買取方法まとめ

事業系パソコンの処分方法は、メーカーによって対応が異なります。まずは、主要メーカーごとの対応を一覧で整理します。

 回収データ消去サービス料金
Lenovo3R推進協会なし有料
HP3R推進協会なし有料
富士通事業系IT製品リサイクルサービスあり有料
Appleリサイクルプログラムなし無料
ASUS3R推進協会なし有料
Dell(10台未満)3R推進協会
(10台以上)法人向けリサイクルサービス
(10台未満)なし
(10台以上)あり
有料

それでは各メーカーの対応を見ていきましょう。

1. Lenovo(レノボ)の廃棄方法

Lenovoの事業系パソコン廃棄は、3R推進協会を窓口とした有料回収が基本です。
回収前には、利用者側でデータ消去や梱包を行う必要があります。

参考:3R推進協会 事業系PCリサイクル回収申し込み(ご案内)

2. HP(ヒューレット・パッカード/日本HP)の廃棄方法

HPの事業系パソコンは、3R推進協会を利用した有料回収となります。
回収前のデータ消去や梱包は利用者側で対応します。

参考:3R推進協会 事業系PCリサイクル回収申し込み(ご案内)

3. 富士通(Fujitsu)の廃棄方法

富士通では、事業系IT製品リサイクルサービスとして、法人向けの廃棄対応を行っています。
廃棄は有料ですが、「データ消去サービス」を提供しています。

参考:事業系IT製品リサイクルサービス : 富士通

4. Apple(アップル)の廃棄方法

Appleでは、事業系パソコンを含むApple製品を対象に、リサイクルプログラムによる無料回収を行っています。
ただしデータ消去は自社で行う必要があります。

参考:Appleのリサイクルプログラム

5. ASUS(エイスース)の廃棄方法

ASUSの事業系パソコンは、3R推進協会を利用した有料回収が可能です。
回収前のデータ消去や梱包は利用者側で対応します。

参考:3R推進協会 事業系PCリサイクル回収申し込み(ご案内)

6. Dell(デル)の廃棄方法

Dellでは、処分台数に応じて回収方法が分かれています。

10台未満の場合は3R推進協会、10台以上の場合は法人向けリサイクルサービスを利用した有料回収となります。
法人向けリサイクルサービスの場合、データ消去サービスを提供しています。

参考:DELL 法人向けコンピューターリサイクルサービス

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メーカー共通で必要な手続きと廃棄前に必ず押さえるポイント

ここではパソコンを廃棄処分する際、メーカー共通で押さえるべきポイントをいくつか紹介します。

①(多くの場合)回収は3R推進協会が行う

事業系パソコンのメーカー回収は、多くのケースで一般社団法人パソコン3R推進協会を窓口として有料回収が行われます。
この場合、データ消去は利用者側で事前に対応する必要があり、回収時の梱包も原則として1台ずつ自社で行います。
また、回収対象や日程など、一定の条件を押さえる必要があります。

②マニフェストは不要となることが多い

パソコン3R推進協会や、富士通などの一部大手メーカーは、産業廃棄物広域認定※を受けています。
広域認定を受けた処理会社へ処理委託する場合には、マニフェストの起票・管理が不要となります。

※「広域認定制度」は、廃棄物処理法に基づき、環境大臣が認定した事業者に限って、全国規模で廃棄物の回収・運搬・処理を行うことを認める制度です。この制度を利用することで、排出事業者は産業廃棄物管理票(マニフェスト)の起票・管理を行う必要がなくなり、適正処理とリサイクルの効率化が図られています。

③廃棄後は社内の資産管理処理が必要

マニフェストは不要でも、社内のIT資産台帳の更新や固定資産の除却処理は別途必要です。
監査や内部統制の観点からも、廃棄日・処分方法・台数などを社内で記録しておくことが求められます。

④PCリサイクルマークがあっても原則有料

事業系パソコンの場合PCリサイクルマークが付いていても無料回収の対象にはなりません。家庭用パソコンとの扱いが異なる点を押さえましょう。

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廃棄よりお得?事業系パソコンを買取に出すメリット

事業系パソコンを処分する場合、買取業者への売却をオススメします。
ここでは、パソコン売却のメリットを紹介します。

コスト削減&売却益が得られる

法人パソコンを廃棄すると、1台あたり1,000円〜4,000円程度の処分費用が発生します。また、回収費用などが追加で請求される場合もあります。
一方、買取に出せば処分費用はかからず、売却益を得られる可能性があります。
買取額は業者によってさまざまですが、参考までに弊社の買取実績を一部ご紹介します。

【ノート・デスクトップPC混在で100台/CPU:Core i3~Core i7(5年ほど前のモデル)】

PC買取代500,000円
運送費55,000円  ※都内近郊・専用回収便(作業員+2名)
データ消去費0円  ※買取代に含む
差引売却益+445,000円

買取事例・価格目安|加賀マイクロソリューション

このように、廃棄では費用が発生する一方、買取ではコストを抑えながら現金化できます。
廃棄を前提に動く前に、まずは買取査定を行い、金額を比較しましょう。

煩雑な事務手続きが不要になる

事業系パソコンをメーカー回収や産廃処理する場合、事務的な手間が発生します。
特に、以下の作業が担当者の負担になりがちです。

  • 回収方法、費用を確認
  • 廃棄処理時の書類確認
  • 廃棄台帳の更新や資産除却処理

これらは台数が増えるほど煩雑になります。
一方、買取業者を利用すれば、回収から処分までまとめて任せられるケースが多く、廃棄に伴う事務作業を大幅に削減できます。
手間を抑えつつ、安全に処分できる点が買取のメリットです。

法人向けパソコン買取業者を選ぶポイント

法人パソコンを売却するうえで最も重要なことは、信頼できる業者か見極めることです。
業者選定を誤ると情報漏洩などのセキュリティ事故が発生し、企業の信頼失墜に繋がります。

以下の基準を参考に業者の信頼性を確認しましょう。

  • ISO27001(情報セキュリティマネジメント)やISO14001(環境マネジメント)などの認証を有している
  • プライバシーマークを取得している
  • 過去の実績が確認でき、十分な実績を有している
  • 買取金額が相場と比べて妥当(高すぎない)
  • 事業所や法人ホームページを有している

これらの要件を満たしていない場合は、法人パソコンの売却を避けた方が無難です。

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